アクセスデータは分解するとよくわかる | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2012年8月5日日曜日

アクセスデータは分解するとよくわかる

アクセス解析をするといろんな問題に気づくことがあります。しかし、どうやってその問題を解決したらいいか?具体的に何をすればいいのか?よくわからないという声をよく聞きます。



問題を曖昧なままにしない

「直帰率が高くなった」「最近急にアクセスが減った」・・・例えばこんな感じです。漠然と問題があることに気づいてもこれだけでは、どうしたらいいか分かりません。こういうときはデータをいろんな切り口で分解すると意外と簡単に問題解決するために何をすべきか分かります。直帰率が高くなったケースならどこから流入したユーザーの直帰率が高いのか?アクセスデータをトラフィックの切り口で分解してみれば原因が特定できるかもしれません。

問題個所を特定する


参照元/メディア直帰率
Google/organic40%
Yahoo/organic35%
Direct/none35%
Google/cpc80%
Yahoo/cpc75%
サイト全体60%

Google、Yahooのリスティングが直帰率を上げてるのです。さらに広告グループごとに詳しくデータを見ると

Google/cpc直帰率Yahoo/cpc直帰率
全体80%全体75%
 Aグループ55% Aグループ45%
 Bグループ50% Bグループ50%
 Cグループ90% Cグループ85%

こんな感じで原因個所を特定します。これならばCグループの広告を止めたり、ランディングページを変更するなどの対策が考えられます。アクセスデータはいろんな切り口でデータを分けると原因特定が容易になります。何をしたらいいか分からないときはデータを分けて考えましょう。



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