生産財情報サイトの良さを考える | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2013年10月17日木曜日

生産財情報サイトの良さを考える

生産財業界にも10以上あり、定着した情報サイト。多くのエンジニアが資料請求、製品比較などの情報収集に活用してます。改めて情報サイトの存在意義を考えたいと思います。

生産財情報サイトの良さを考える

生産財に関連する情報が網羅される

情報サイトの基本条件は何と言っても情報の量と質です。ほかのサイトよりも情報が多く質も高いものが求められます。検索エンジンに対しては情報の質で勝負し、生産財メーカーサイトに対しては情報の質で差別化する。それが情報サイトの良さでした。だから便利に情報収集できるのです。GoogleやYahooの検索精度が年々良くなります。また、情報の量では生産財メーカーのサイトを圧倒しますが、多くの場合生産財メーカーが情報サイトの情報源です。このまま検索精度が高くなるとオリジナルの情報源である生産財メーカーサイトへ直接アクセスする利便性が高まるでしょう。情報サイトはいかに多くの生産財企業に参加してもらうかが価値の源泉でしたが、これからはオリジナルコンテンツ作成力に変化するかもしれません。

第3者の立場で情報整理され、比較検討に役立つ

製品購入前の調査段階で複数の企業の製品を比較するときに情報サイトは役に立ちます。検討が進んで購入が近づくと生産財商社のサイトや通販サイトとの競争も出てきます。情報サイトの良さは製品を販売しない=どのメーカーに対しても第3者の立場で客観的な情報を提供できるのです。そこに情報サイトを使う安心感・信頼感があります。どのメーカーにも肩入れしないからこそ比較検討の場としてふさわしいのです。

自社製品をPRする出店として使える

生産財に関係する企業であれば簡単に登録することができるPR媒体としても活用できます。情報収集だけに使わず、情報発信にも活用しましょう。情報サイトは多くのお客様の集まる場所です。そこに出店するのです。あくまでも本店は自社サイトですが、お客の集まる場所は有効活用したほうがいいでしょう。まとめると当たり前のことです。あるべき姿を守る情報サイトを有効に活用しましょう。

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