アクセス解析を営業にフィードバックする | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2013年11月29日金曜日

アクセス解析を営業にフィードバックする

おはようございます。
来年のセミナーの準備に取り掛かってます。いつものように生産財を対象としたWebマーケティングのお話です。前回6月に行った内容ですが、見直して細部までこだわった内容にしてます。何度ブラッシュアップしても時間とともに修正点がでて内容が濃くなるのが醍醐味です。

アクセス解析を営業にフィードバックする

アクセスした人の企業名をチェックする

Googleアナリティクスでアクセスしたユーザーのドメインを知ることができます。意外と利用されないのですが、BtoBでは有効な情報となります。さすがに個人情報保護のためIPアドレスを知ることはできません。そのかわりユーザーのネットワーク環境を知ることができます。中を見るとプロバイダー名に交じって企業や大学のドメインも探すことができます。営業担当者にその情報を共有することで営業のヒントにしてもらうことができます。生産財のWebマーケティングには営業との連動が欠かせません。営業がWebサイトに興味を持つことが大切です。そのためにアクセスした企業名を共有することは使えるのです。

Googleアナリティクスでアクセスした企業名を確認する方法




  1. メニューの「ユーザー」から「ユーザーの環境」をクリックし、「ネットワーク」を選択
  2. サービスプロバイダを確認
以上とても簡単です。

アクセスの多い地域を確認する

売り上げが好調で全国に支店と販売代理店網を広げる場合や、市場がホットなのに攻めきれないエリアがないかチェックすることにもアクセス解析は使えます。基本中の基本ですが、これも実践しないと意味がありません。自社のWebサイトの地域別アクセス状況とGoogleトレンドでの地域別検索状況を比べるのがお勧めです。

製品ページのアクセスと売り上げを比較する

製品ページのアクセス状況をチェックして営業にフィードバックすることも大切です。実際のセールスで感じる売れ筋とWebサイトでのアクセス状況にズレはないか確認しましょう。ズレがあるときは気づかないニーズや改善点が見つかる可能性があります。この他にもキーワード情報を精査して隠れた市場ニーズを見つけることも営業のヒントになります。生産財ではWebサイトだけで取引が成立することは稀なので営業との協力が不可欠です。そのために少しでもWebサイトに興味を持ってもらい営業からの生情報を教えてもらいサイト改善のヒントを得ることが大切です。



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