最低限これだけは見て!BtoBのリスティングのチェック方法 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2014年9月11日木曜日

最低限これだけは見て!BtoBのリスティングのチェック方法

おはようございます。
リスティングを使っていて、どうも効果が感じられない。上手く集客できてるかわからない。でも少額予算だから・・・まあいいかとそのまま放置してませんか。

最低限これだけは見て!BtoBのリスティングのチェック方法


そんな時BtoB企業のリスティングを一目でチェックする方法があります。それは日々のセッション数のグラフをチェックするだけです。Googleアナリティクスでもいいし、GoogleアドワーズやYahooリスティングの管理画面でもいいので、日々のクリック件数をチェックするのです。

BtoBのリスティングの特徴

通常BtoBの場合、平日のセッション数が多く、土日は平日の半数以下に落ち込むことが多いので、リスティングも上手く運用できていれば同様の傾向が現れます。例えば下のグラフはBtoBに関係するWebサイトの8月のグラフです。お盆期間は減少し、土日も大きく落ち込みます。

典型的なBtoBのリスティング


BtoCのリスティングの特徴

一方BtoCの場合、土日・祝日と平日に大きな差はありません。

典型的なBtoCのリスティング


リスティングセッションのグラフが平坦だったら・・・

もし、あなたが行っているリスティングのセッションのグラフが平坦なものだったら・・・運用に問題があるかもしれません。BtoB企業からリスティングの相談を受けると、結構な割合で平日と土日の差がほとんどないケースが見受けらるのです。

キーワード選びに問題がある

まず疑うべきはキーワード選定です。一般消費者が検索するキーワードにリスティングを出している可能性があります。例えば「ブースター」。油空圧関連の人なら、増圧器を思い浮かべると思います。しかし、一般消費者からみると多くの人はBSブースター、受信ブースターを思い浮かべるでしょう。そして子供ならポケットモンスターにでてくるブースターをイメージするのではないでしょうか。業界内で使っているキーワードでも世間一般では違った意味として使われている場合も少なくありません。土日のクリックが減らない原因はキーワード選びに問題があるケースが多いのです。

広告予算が少なすぎる

もう一つ考えられるのは予算の問題です。キーワード選びに問題がなくても設定している1日の広告予算が少なすぎてすぐに予算上限に達しているケースもグラフが平坦になります。月額予算を10,000~30,000くらいで運用している時によくおこる現象です。予算が少なく機会ロスを出している状態です。生産財場からほとんど予算がかからないだろう。と思い込みで予算を決めているケースも見受けられます。広告するキーワードがどのくらいの人に調べられているのかキーワードプランナーで調べて予算のシミュレーションをして適切な予算を確保する必要があります。

まとめ

アクセスグラフをみて平日と土日のアクセス傾向を見るだけで問題が見つかることもあります。やりっぱなしのリスティングが多いということかもしれません。それではコストの垂れ流しです。

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