嫌なユーザーからターゲティングする | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2014年9月4日木曜日

嫌なユーザーからターゲティングする

おはようございます。
あっという間に木曜ですね。今日も1日よろしくお願いします。9月からスタートしたリスティングが順調に動いてパフォーマンスが大幅に改善しそうです。戦略レベルの見直しを行い広告設計からやり直した効果だと思います。勝ちやすい市場、伸ばしたい市場から逆算してランディングページを考え、広告文を作り、そしてキーワードを選定する。やはりターゲティングが肝です。

嫌なユーザーからターゲティングする


しかし、「ターゲットは誰ですか?」「ターゲット市場はどこですか?」「御社の強みは何ですか?」こんな質問にすらすら答えられたら苦労はありませんよね。ターゲティングが苦手だから広告会社に相談するのだと思います。コツを知らないからターゲティングが難しく感じるのです。

ターゲットにしないユーザーを決める

ターゲットユーザーを決めていくには、優先順位の高いユーザーを探すよりもターゲットにしないユーザーを決めていくほうが簡単です。もっと露骨に云うと嫌なユーザー、苦手なユーザーから考えるのです。「この業界は価格競争が激しいから外そう」「この業界では自社の強みが生きないから外そう」という風にターゲットから苦手な業界やアプリケーションを外していくのです。簡単なところから手をつけて徐々にターゲットを絞り込むのです。一般消費者ははずそう・・・新入社員ははずそう・・・簡単なところから絞り込むのがコツです。沖縄や北海道をターゲットにしないのなら・・・価格競争をしないのなら・・・「しないこと」「断ること」「受けないこと」を漏れなくダブりなく出すと簡単にターゲット市場が絞り込まれていきます。

理由を明確にする

ターゲットにしないユーザーを決めたら、その理由を書き出してみます。そして理由を分類して整理してターゲットにしない理由を明確にしていきます。ターゲットにしない理由を階層化・構造化しておくと必要のないことに時間と労力を使わなくてよくなります。

除外したターゲットの対極を探す

ターゲットにしたくないユーザーとその理由が明確になれば、無駄な努力をしないで済むし、その対極にあるターゲットを探せば外れの少ないターゲティングが可能になります。

まとめ

ターゲティングに不慣れだったり、苦手意識があったらターゲットにしないユーザーから考える方がはるかに簡単です。

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