BtoB企業のリード獲得の問題と解決策 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2014年10月28日火曜日

BtoB企業のリード獲得の問題と解決策

おはようございます。
11月に開催するメールマーケティングのセミナーのレジメの仕上げに入りました。いつもギリギリまで何度も見直し完成度を少しでも高めようと思います。今日はセミナーで伝えたいことを簡単にまとめます。

BtoB企業のリード獲得の問題と解決策

高止まりする名刺獲得コスト

BtoBの名刺獲得コストは概ね¥10,000かかります。展示会、セミナー、テレマーケティング、ダイレクトメールであっても一度も接触のない新規見込み客の個人情報収集コストは概ね¥10,000近くかかるのです。新規開拓に積極的な企業は展示会やセミナーなどのイベントを企画し、一度に大量の個人情報を収集していますが、一過性のイベントに準備や運営に労力がかかり、大きな負担になるケースがあります。そして、名刺獲得コストは高止まりするだけでなく、案件も平準化が出来ず忙しい時と暇な時のギャップが多いく効率も悪くしているのです。

低迷する商談成立件数

年々悪化するテレアポ率、迷惑がられるばかりで成果が出ない飛び込み営業、すぐに熱の冷めるセールスリード。そして1件でも多くの名刺獲得をめざし、バーコードやノベルティ活用し、かえって質の低いリードが増え、良質な引き合いが埋もれてしまう・・・。そうした悪循環で営業が疲弊し、低い定着率や営業ノウハウの蓄積がすすまない原因になっているのです。最悪の場合毎月ゼロから数字を作り直さなくてならないのです。そして一部の優秀な営業にノウハウが偏り優秀な営業の止めるリスクは大きくなるばかりです。

Push営業によるリストの枯渇

充分なリードを獲得できないために、見込み客をしつこく追いかけすぎてしまう。少ない案件を受注に結びつけようとPush営業や値引きから脱却できない。売り込めば売り込むほど嫌われるのが分かっていても売上をつくるために悪循環を止められない・・・、そのため多くの営業現場でリストの枯渇が進んでいるように思います。そしてリストがないからますます1件の見込みに執着してますます条件が厳しくなり、顧客も逃げていく悪循環が続くのです。

コンテンツを新規開拓に使う

BtoBユーザーは「売り込まれたくない」「いい提案なら検討したい」という矛盾した心理を持っています。ライバルとの競争に負けないための提案はのどから手が出るほど欲しいのです。「売り上げを伸ばしたい」「コストダウンを図りたい」「リードタイムを短縮してタイムリーに商品を市場に送り出したい」様々な課題を抱えているのです。BtoBユーザーは常に役立つ情報を求めているのです。求められる営業は売り込みではなく役立つ情報を提供して、見込客から声がかかるよう工夫することです。自社の製品やサービスがどのようにお客様のビジネスに役立つのか?深く考え情報にまとめて新規開拓に使うのです。価値ある情報はWebサイト、カタログ、提案書、イベント、ダイレクトメール、テレマーケティング様々な手段で新規開拓に活用できます。

この記事もおすすめ
情報に営業させる
新規開拓コストを引き下げる継続コミュニケーション

このブログを検索

このエントリーをはてなブックマークに追加