コンテンツを作るとき気をつけること | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2014年12月18日木曜日

コンテンツを作るとき気をつけること

おはようございます。
コンテンツマーケティングに注目が集まっていますが、どうやってコンテンツを考えたらいいの?ライターに頼めればいいけど、生産財の技術的な記事が書けるライターなんてそんなにいないし、ライターを雇えるほど予算がない・・・そういうケースが多いように思います。結局、自社でコツコツ記事を書くのが近道です。私も多くの失敗をして、その経験から気をつけていることがあります。

コンテンツを作るとき気をつけること

相手の知りたいことに答えていない

インターネットを使うのは多くの場合、情報を得るためです。お目当てのWebサイトに行く時も検索エンジンを使うときもユーザーは知りたい情報を得のが目的です。コンテンツを書くということは、ユーザーの知りたいことに応えるということです。(そうでないと読んでもらえないのです。)ユーザーは何を知りたがっているのか?相手の知りたいことに応えることがコンテンツの役割です。ユーザーは自慢話や宣伝を求めているわけではありません。だからSEOのためにコンテンツを考えても上手くいかないことが多いのです。きっかけはSEOでもいいのです。しかし、コンテンツをつくる前にいったん立ち止まり、そのキーワードを検索する人は何を知りたいんだろう?そのリクエストにどうやって応えよう?と考えることが大切です。アクセスデータを分析すれば相手の知りたいことに応えているかどうかは概ね分かります。いきなり役に立つコンテンツを書くことは困難ですが、アクセスデータを分析してユーザーのリクエストに応えるコンテンツに近づけていくことは可能です。

思い込みでつくってしまう

経験値のあるベテランになればなるほど固定概念が強くなりがちです。「慎重に比較検討して購入するものだ」「購入検討はQCDがすべて」「コンペでは一番安いところが勝つ」・・・・こうに違いない!という思い込みでコンテンツを考えてしまうことがあるのです。業界特有の商習慣に慣れきって疑問を感じないでユーザーの本当のニーズに気づかないということがよくあるように思います。また自社の強みを過信してしまい、別の角度から見たら突っ込みどころが満載ということだってありえるのです。「企業間取引は理論的な検討がなされる」「頭脳明晰で判断力のある●●さんが判断を間違うはずがない」「一流企業の企画だから安心だ」誰にも思い込みはあるものです。出来上がったコンテンツは理論的に(ちょっと意地悪く)批判的にチェックする必要があります。

まとめ

いきなり100点満点のコンテンツは作れません。自分の考えを過信せずPDCAを回して改善を積み重ねることが大切です。なかなかうまくいきませんが、私のコンテンツを作るとき注意していることです。

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