昆虫の脳でロボットを動かす | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2012年10月21日日曜日

昆虫の脳でロボットを動かす

昆虫の脳でロボットを動かす?どういうことなんだろう?生物学と工学と芸術の融合というキャッチフレーズにひかれて講演会に参加しました。


昆虫の脳でロボットを動かす


昆虫の脳は人間の1/100万

講師は東京大学の神崎亮平教授。「爆笑問題・ニッポンの教授:昆虫の超能力」にも出演され
カイコガのフェロモンに対する配偶行動についての研究が「高校生物1」の教科書にも掲載されてます。昆虫の脳も人間の脳も基本的には同じ仕組みで昆虫の脳を調べて人の脳の仕組みの解明を目指してます。昆虫のニューロンは10万個。人間のニューロンは1,000億個。昆虫の脳のニューロンは人間の1/100万の規模です。

スーパーコンピュータでも再現が難しい

昆虫の脳をスーパーコンピュータで再現しようとしてます。しかし、スーパーコンピュータ「京」でも難しいとのことです。カイコガの脳は1ミリちょっと。そんな小さな脳にそんな能力があるのか!!とても驚きました。ちなみにスーパーコンピュータ「京」の消費電力量は淡路島の全家庭の消費電力と同じくらいだそうです。本当にカイコガの脳はすごい能力を秘めてるんですね。

フェロモンに反応してロボットを動かす

そして本題の昆虫の脳でロボットを動かす話です。カイコガの脳を使ってロボットを動かす実験が紹介されました。カイコガのオスは成虫になってからは基本まったく動きません。唯一の例外はメスのフェロモンのにおいを感じたときのみです。この性質を利用してロボットを動かすのです。カイコガはとても頭がよくロボットを動かします。ロボットにいたずらをしてまっすぐ進もうと思っても右に進むような意地悪をしてもカイコガは補正してメスのほうに進んでいくのです。

昆虫のすごい能力

このほかにもミツバチには紫外線が見えており、そのことで花の蜜の位置や雄雌の識別ができることなどを教えて頂けました。

神崎研究室のWebサイト

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