ターゲットによって変わるWebサイトの役割 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2013年12月7日土曜日

ターゲットによって変わるWebサイトの役割

おはようございます。
昨日は少し早目の忘年会でした。だから少し軽めにブログを更新します。

ターゲットによって変わるWebサイトの役割

既存顧客や商談中の見込客

営業マンや販売代理店によってフォローをするのが既存客や商談中の見込客をターゲットにする時の基本です。特にVIPやリピーターは営業で徹底的にフォローすべきターゲットです。また高額な製品ほど人的フォローが効果的になります。Webサイトは補助ツールとして位置付けます。場合によってはWebサイトが訪問先で使う営業ツールとして使われることもあります。サポート情報、取扱説明書やCADデータダウンロード、既存客の求める情報をわかりやすく配置する工夫が必要です。

休眠顧客と接点客

取引の途絶えた休眠顧客やコンタクトのあった接点客はメールマガジンや社外報とWebサイトの組み合わせによる見込育成が重要な施策です。現在BtoBマーケティングで注目されるリードナーチャリングもこのターゲットが対象となります。定期的にお役立ち情報を発信し、関心をつなぎとめたり、育てたりことが重要です。そして時には営業フックとなるキャンページやオファーを入れて商談へのきっかけを作ります。

潜在客

潜在客へのアプローチは広告宣伝や展示会およびWebサイトでの引合い獲得が有効です。営業を活用した人的フォローでは費用対効果が合わないケースが多いのが特徴です。従来は多くの宣伝費が使える大手企業が有利でしたが、アクセスが集まるWebサイトを作ることができれば中小製造業でも十分に勝負ができる環境が整ってます。そのためには良質なコンテンツをWebサイトに用意して検索エンジンの評価を上げることが大切です。お金をかけずにアクセスを集めることは簡単ではありませんが、一度、アクセスが集まり始めると比較的安定して長期的に成果が出続けるので長期的な視点で取り組むことが大切です。

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