説明の必要がない資料を目指す | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2017年10月26日木曜日

説明の必要がない資料を目指す

おはようございます。
昨日はWebを使わないエリアマーケティングの企画を考えていました。慣れない仕事で苦労しましたが目途が立ってきました。まずは検討範囲を決め漏れや抜けがないようやるべきことのリスト化を行っています。こういった基本が本当に大事。なんとなく取りかかると何度もやり直した上に振出しに戻ってしまうなんてことになりかねません。

説明の必要がない資料を目指す


見ればわかる資料を作る

そして他人に見てもらう。その時のコツは説明を加えないこと。それは状況のわからない人でも説明なしに狙いや効果、そして内容がすっと入る資料を目指しているから。説明する必要があるのでは独り歩きできる資料になりません。資料も「誰」に「何」を伝えるかがポイント。タイトルで興味を引き、相手の問題意識に火をつけ、大きな関心を得る。それも説明なしで。それが理想です。プレゼンの補助に使うこともありますが、資料だけで伝わるものをつくれたほうがより多くの人に主旨を理解してもらえます。

プレゼンに頼らない

営業だったころは自分を売り込むために資料を使っていました。だからプレゼンなしでは機能しない資料が基本。でも今は違います。クライアントのための資料。自分は黒子。だから本来の資料の役割にこだわっています。プレゼンが必要なのは資料に興味を持ってもらった後。興味を持ってもらった人に直接プレゼンを行うことで疑問や不安を取り除き、決断を引き出すためのもの。なのに横着をしていきなりプレゼンで何とかしようとしてしまう。そうしたことをしないよう気をつけようと思います。活躍すべきは自分でなく資料、そしてクライアント。急ぐと昔の癖が出てしまうんです。口頭の説明に頼る悪い癖が・・・だから急いでいるときほど丁寧にゆっくり仕事をしようと思います。

完璧な準備、実行、後片付けを目指すだけ

いま複数のプロジェクトがゴールを迎えつつあります。こうしたときこそ気を抜かず、最後まで丁寧に仕事を全うしなければならないですね。早く次のプロジェクトに取り掛かりたいけど・・・まだ我慢。最後まできちんと終わらせ後片付けを忘れない。そして総括してから次を始める。やはり準備、実行、後片付けの徹底かなって思います。PDCAうんぬん以前のはなし。完璧な準備、実行、後片付けを目指すだけでいいのかもしれません。

この記事もおすすめ
口頭の説明がラク。それはその時だけ、自分だけ。
我田引水のような資料にしない
リニューアル1年後の報告にこだわるわけ

このブログを検索

このエントリーをはてなブックマークに追加