Webサイト運営で忘れがちな大切なこと | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2014年10月20日月曜日

Webサイト運営で忘れがちな大切なこと

おはようございます。
今日はなかなかブログのネタを思いつかないので、以前書いたものを再編集します。

Webサイト運営で忘れがちな大切なこと

お客様に提出した資料は最高のコンテンツ

  • Web用にコンテンツを用意しなければならない
  • 何から書けばいいんだろう
  • 文章を書くのは苦手
こういう時は営業で使った提案書、提出資料、製品開発で使った資料、試験データなどを利用することをお勧めします。また、使用例、取り付け、トラブル例、改善例、操作方法など現場でなるべく多くの写真を撮ることも大事です。Webのために新たに原稿や写真を準備しなくともいいのです。これまでの業務で蓄えられた資料、写真を再活用するのです。多くの資料、写真はそのままでは使えません。しかし、少し手を加えれば説得力を持ったコンテンツに変身します。良い提案書、技術資料にはユーザーニーズが詰まってます。そして、ニーズに対する回答も用意されてます。Webのためだけに資料を作らなくともいいのです。営業や開発など本職の業務で使う資料を再活用するのです。お客様のために用意した資料は最高のコンテンツのはずです。苦労して作り上げた資料です。Webにも活用して見込み客獲得にも再活用してはいかがでしょうか。

仮説は現場から

Webマーケティングでは仮説が大切だとよく言われます。良質な仮説を立てることができるとPDCAも良く回ります。アクセス解析でも仮説が重要で、どのデータに注目したらいいかがはっきりして効率的な分析につながります。それでは大切な仮説をつくるのに必要なものはなんでしょうか?わたしは現場のことを良く知ることだと思います。第一線の営業マンの声や問合せに応対する営業事務の声、販売代理店の声、または製品開発や製造効率の改善に取り組む技術者の声を聞くことが重要です。ベストはお客さまの生の声を聞くことです。現場の声をつかみ、そのうえでアクセス解析することが重要だと思います。データだけではわからなかったことが、営業担当者やエンジニアとの何気ない会話によってひらめくことがあります。

現場あってのデータ

Webマーケティングの仕事をするとデータ中心に物事を見がちです。しかし、データは現場から生じます。データだけでは大切なものを見落とすかもしれません。現場を知らなければデータを上手く解釈することもできません。特にアクセス解析は現場が大切になります。データをいくらみても良い解釈はできません。最低限、ランディングページや検索結果画面、リンク先のWebサイト、Web上の現場を見ながらデータの意味を読み解く必要があります。しかし、それでも不十分です。もっと大切なことはあなたのビジネスの現場にあります。生産現場、営業現場、お客様、製品に答えはあります。データは必要ですが、現場あってのデータです。Web担当者はそのことを意識するべきだと思います。

まとめ

Webマーケティングはデータを使って勘や経験に頼らないことが基本です。しかし、データ偏重で現場を忘れてはなりません。データと現場の両方をバランスよく見ることが大切です。

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