会社が先、サイトは後 | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2017年10月24日火曜日

会社が先、サイトは後

おはようございます。
クライアントが50周年の大きな節目を迎えます。今は2代目がひっぱり会社を発展させ、3代目もリーダーとして頭角を現し始めています。若い社員の多い勢いのあるメーカーです。20年以上お手伝いすることができ本当に光栄です。

会社が変わるのが先、サイトリニューアルは後


成長したことで満足できなくなる

Webサイトのリニューアルも2度行いサイトパフォーマンスは上がってきましたが、もう過ぎたこと。その当時とは状況も変わってしまいました。会社が成長し今のサイトでは満足できなくなってきたのです。現状に合わせ新しいコンテンツを用意し、さらにパワーアップしたサイトをつくる時期が来そうです。とはいえコンテンツをかくのはクライアントの仕事。私のできることはデータを分析し必要なコンテンツを見つけるためのヒントを提示すること。

自分の言葉でコンテンツを書く

Q&Aや技術情報、試験データ、事例などのコンテンツはクライアントに素材を用意してもらわなければなりません。インタビューして書き起こすこともできますが、それでできることはごく一部に限定されます。やはり基本はクライアント自身の言葉で文章を書くこと。誰かに変わりにやってもらうわけにはいきません。コンテンツを書くということは大変なこと。しかし、苦労しても身につけてもらいたいのです。良質なコンテンツを継続して公開できるスキルはサイト運営に欠かせないもの。そして、営業にもコンテンツは不可欠だからです。

新しいターゲットに新しいメッセージ

成長のためには新しいターゲットに新しいメッセージを伝える必要があるのです。今のサイトにその情報はありません。だから、コンテンツを用意しサイトを作り直す必要があるのです。今まで通りのターゲットで成長を続けることができればいいのですが、そんなに都合よくことが進むとは思えません。今までのターゲットを守りつつ、その上に新しいターゲットを積み上げていく。そうして初めて成長が続くのです。会社が変わらないまま、そろそろリニューアルしようか?というのは不健全な状態。会社が成長し、その結果リニューアルが必要になる。それが正しい姿。いい感じで3度目のリニューアルを向かえるであろうクライアントに出会えてよかったと思います。

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