改善はひとつずつ着実に | 製造業のWebマーケティング | 宮本 栄治
2012年1月20日金曜日

改善はひとつずつ着実に

あなたはWebサイトやダイレクトメール、リスティング、SEOで改善点が見つかったらすぐに修正してませんか?Webサイトの改善は一つずつ着実に行うのが基本です。



Webサイトマーケティングに焦りは禁物

思いつくままにどんどん改善して「どの改善が効果があったのか?」「どの改善は効き目がなかったか?」把握できないまま日々の実務に追われる担当者が多いように思います。これではいつまでも同じことの繰返しになってしまいます。複数の課題に気づいたら、どこから手をつけると良いのか考えましょう。改善する課題を決めたら、改善案を実行しましょう。そして改善の前後でどのくらいの効果があったかを検証し、改善策の評価をすることが王道だと思います。評価ができてから次の課題に取り組むのが基本です。この手順で改善を進めると成果を出すのに時間がかかります。結果を求められる担当者がこの方法を選ぶには忍耐力と勇気が必要です。さらに担当者だけではなく上司や経営者の深い理解と協力、結果を急がせない忍耐力が不可欠です。

「とにかく急いで結果をださなくては」
「やれることは全部やれ」
「あと少しでノルマ達成だ何とかしろ」・・・

理想どおりに一つ一つ検証することは現実が許さないかもしれません。それでも、検証が正しくできるような改善をする努力をすべきだと私は思います。結果を急ぎ、複数の改善を同時に行うと結果の検証が難しくなります。Webマーケティングではひとつひとつ結果を検証することが大事です。
それが回り道のようで結果的に一番効率の良い方法だと思います。

この記事もおすすめ
生産財のWebマーケティングはPDCAに時間がかかる
Webサイトの改善で終わらせない
宣伝は改善のきっかけ
PDCAの最大の敵

このブログを検索

このエントリーをはてなブックマークに追加